このページでは、小白河鉄道の車両紹介をしています。
小白河鉄道
こはくがわてつどう
Kohakugawa Railways
白鉄
はくてつ
Hakutetsu
現有車両 <特急・急行用>
白鉄特急は
・北登特急『こうげん』(小白河・弥勒〜北登本線 峰岸)
・片桐特急『すその』(小白河・弥勒〜北登片桐線 片桐)
・東北間特急『ごぜん』(御前久寿川〜弥勒〜柊)
・幸島特急『はまじ』(御前久寿川〜弥勒〜幸島、小白河〜幸島)
・空港特急『ぎんよく』(柊〜弥勒〜坂上空港)
という系統で運行されている。
各列車1本/h、『ぎんよく』は2本/h体制が基本だが
『こうげん』と『すその』の二層だて列車も設定されている。
急行列車は
・西麓急行『たかみね』(小白河〜加賀谷〜西電線 西野)
・ホームタウン急行『しの』(小白河→柊)
の2種が加賀谷線系統で運行されている。
『たかみね』は土休日のみの設定。
『しの』は通勤ライナーとしての性格をもち直行快速よりも停車駅が多い。
200系
4両編成
6両編成(250番台)
初の本格特急専用車である100系の後継車として登場した現在の白鉄特急の主力車両。
VVVFインバーター制御、LED案内表示器、自動放送装置をはじめとして
多くの登場当時最新鋭の機構が積極的に採用された。
全ての特急列車で運用されるが充実した対雪耐寒機能を活かし
北登線直通の特急『こうげん』『すその』での運用が中心。
貫通ホロ付き自動解結装置を標準装備し最大12両編成まで増結が可能。
最終編成は従来車と間を置いての登場であり従来車と多くの面で異なりN200系と呼ばれる。
300系
200・250系の対雪耐寒機能を省略したいわば『軽装車』。
北登線に直通できないため『こうげん』、『すその』以外で運用される。
4両編成を組むが基本的に2編成併結の8両編成で運用される。
200・250系とも併結可能である。
400系
『ぎんよく』用として製造された。
空港アクセス特急としてふさわしい設備として広くとられた乗降扉やデッキのロック付き荷物スペースなどがある。
8両編成だが4両の増結に対応している。
現有車両 <直行快速・快速用>
加賀谷線〜北登本線、北登片桐線、西麓線、史西電鉄線に設定されている直行快速は
特急の補完列車として、各方面への観光ニーズと、小白河〜柊間などの都市間高速輸送を担っている。
また、エアポート直行快速は、名前の通り空港アクセス列車で、坂上空港から弥勒を経由して柊、古河町、園崎を結ぶ。
これら2種別に充当される車両は、長距離運用が考慮され、クロスシートとトイレが標準装備されている。
浅海〜柊間では終日30分毎の運行を基本とするこれら2種別が重なるため
終日ほぼ15分毎のダイヤが実現されており、ハイグレード・ハイスピードなクロスシート車を気軽に利用できる。
また、加賀谷線、東西線などでは一部の快速にも直行快速用クロスシート車が運用される。
10000系
5000系グループの後継車として北登線に乗り入れする直行快速向けに製造された片側2扉オールクロスシート車。
本格的にVVVFインバータ制御装置とボルスタレス台車が採用された。
2編成併結運用に用いられる前面の貫通幌はフロントマスク内に収まるように設計されている。
走行性能・インテリア・エクステリア問わずあらゆる面で評価され
乗り入れ先の北登の直行快速向け車両の9000系にもこの車両の車体構成が取り入れられることとなった。
北登9000系とはフロントデザインとカラーリングが異なっている。
20000系
老朽化が進む5000系グループを置き換えるべく製造された直行快速用の3扉転換クロスシート車。
VVVFインバータ制御には白鉄で初めてとなるIGBT素子を用いたものが採用された。
小白河始発の快速列車にも使用される。
30000系
坂上空港の開業とともに登場した20000系ベースの空港アクセス輸送用車両。
荷棚の高さを低くする等の配慮がなされた。
空港直快はすべてこの形式を用いて運用される。
目立つ20000系との相違点はカラーリングと屋根上機器である。
現有車両 <一般型>
膨大な路線網を終日縦横無尽に駆け抜ける白鉄の主力車両群。
高い加減速性能が見所の1つである。
現在活躍するものは20m車体に4つドアの8両編成(支線用は4両編成)という構成で統一されている。
各部に対して経済性が特に優先されている。
3080系
後期冷改車組込編成
往年の新性能車3000系の更新車。
8両固定編成化のうえ主制御装置が電機子チョッパ制御に換装された。
編成組み替えに際し運転台撤去・電装撤去が行われた車両も出現している。
新製から長い年月が経つがまだまだ本線系統で現役である。
6000系
白鉄で初めてステンレス製車体が採用された3000系の後継車。
主制御装置には界磁チョッパ制御方式が採用された。
名車の一と称されているが近年廃車が進行している。
6050系
6000系の支線向け版。
この形式において白鉄で初めての新性能制御(付随)車が登場した。
古河線や西麓等支線で運用されていた旧型車を置き換えた。
6080系
6000・6050系と共通の車体を有するが
下回りの部品のメーカーが変わり
台車と主電動機は6000・6050系のものとは異なっている。
こちらは本線系統を中心に活躍中である。
7000系
量産先行編成
量産編成・未更新
量産編成・VVVF化
量産編成・VVVF&シングルアームパンタグラフ化
6080系をベースに製造された車両。
6000系グループはステンレス製車体であったがこの形式にはアルミ製車体が採用された。
しかしカラーリングは腰部にブルーの帯が巻かれた6000系グループ同様のものとされている。
登場当初比較的シンプルなフロントマスクばかりの白鉄通勤車の中に投入された
精悍なブラックフェイスを持つこの車両の存在には大きなインパクトがあった。
内装にはバケットシートやFRP構体が初めて採用された。
最近機器更新としてVVVF化が進められている。
7050系
7000系のマイナーチェンジ車。
台車等床下機器類に7000系との違いがみられる。
内装についても化粧板とシートが変更された。
7090系
7050系の車体を用いた試作部品試用専用という特殊な派生車。
これまでにVVVFインバーター制御装置や自動転換可能クロスシート等が導入されてきたが
現在は後続の1000系や10000系に試用成果を反映させて一般化されている。
1000系
10000系で得た走行データをもとに製作された
白鉄初のVVVFインバーター制御方式の量産型通勤車。
前面デザインは10000系とよく似る。
今日の白鉄の基本形となった。
1050系
1000系のワイドドア仕様車。
乗降の円滑化を目指して製造された。
少数が在籍し本線系統でラッシュ時を中心に運用される。
2000系
1000系の追加製造車という位置付けの通勤車。
軽量アルミ合金製車体のすっきりとした外観が特徴。
走行機器類に外国製のものを用いることによって導入コストを削減。
また、増強された主電動機出力により4M4T構成も実現された。
より経済性が磨かれた車両である。
最近更新の際に一部を国内製の部品に交換されてしまった編成もある。
新3000系
→
TrainKit白鉄新3000系ダウンロード
6000系等旧型車を置き換えるべく大量生産された通勤車。
車体の基本構造や各機器類が多くの点で先発の20000系と共通化されているので
各部品生産段階でのコスト削減が達成された。
台車にはボルスターが設置された。
新5000系
20000系グループから発展した最新型車両。
主制御回路の二重系統化が行われている。
ロングシート・クロスシート可変座席を備えていることが一番の特徴。
クロスシート状態で運用されるのは定期運用では主に閑散時間帯である。
現有車両 <御榛線直通用>
木小線は弥勒から御榛鉄道線へ直通している。
木小線に配置されている車両は全てが御榛線直通に対応している。
御榛線直通車両の特徴として、ディープバーミリオンのカラーリング、一般車両とは異なる車いすスペースと弱冷房車の位置などがある。
また、車端部にボックスシートが設けられている(8080系を除く)
8000系
7000系を基本に製造された御榛線直通用車両。
保安機器は御榛鉄道用のものも搭載されている。
主制御機器は電機子チョッパ制御である。
長距離利用客への配慮として車端部にはボックスシートが設けられている。
8050系
輸送力増強を目的に8000系に引き続いて製造された、御榛線直通用車両。
こちらはVVVFインバーター制御。
そのため出力及び信頼性が向上され、MT比率が見直された。
また、台車もボルスタレス台車が採用されている。
7000系列の後継であるステンレス車体の1000系よりも後の登場だが、7000系列・8000系と同様のアルミ製車体である。
御榛線との直通運転開始後しばらくすると、木小線の在籍車は8000系とこの8050系に整理された。
8080系
7000系量産先行編成のうち
1編成に8000系ベースの改造(保安機器改造・各種接客サービスの調整)が施され御榛線直通用の8080系となった。
主制御機器は界磁添加励磁制御方式のままだが転用に際し、補助電源装置はSIVに換装された。
また、パンタグラフがシングルアーム式のものに交換されている。
9000系
新3000系をベースに開発された御榛線直通用車両。
新3000系とよく似た構体だが車端部にボックスシートが設置された関係でドア間隔が異なっている。
窓周りには8000系以来御榛線直通車のアイデンティティーであったディープバーミリオンのカラーが配されている。
過去の保有車両 <新性能車>
100系・1000系より幕開けした新性能車両の歴史。
既に退役した懐かしの顔ぶれ。
これらの車両が無くては今日の白鉄の姿は形作られない。
100系
特急専用車として初めて製造された。
当時の新機構であるカルダン駆動方式が採用され白鉄車両に新時代の到来を告げた。
座席はリクライニング機構なしの回転式クロスシートであった。
1000系
白鉄初のカルダン駆動の新製車。
MM'ユニット方式の電動車も白鉄ではこの形式よりその歴史が始まった。
また、投入当時では珍しかった一段下降式の側窓も採用されていた。
数々の先進技術が積極的に用いられ今日の白鉄通勤型車両を語るにあたって重要な車両だが
車体強度の都合上冷房化に対応出来なかったことが理由で引退となった。
1500系
1000系の2両編成版。
増結用として開発された。
2000系列以前の新性能車との併結に対応した。
1050系
1000系のマイナーチェンジ車。
1000系との外観上の相違点としては二段式の側窓と1ユニットにつき1つとなったパンタグラフの削減が目立つ。
内装は淡い赤色の化粧板の採用によって暖かみが感じられるものとなっていた。
車体強度の向上によって後年には冷房化改造も実現。
短編成で運用される支線にも転用され1000系よりも活躍期間は長かった。
1080系
-準備中-
2000系
輸送力増強用として開発された。
制御機器類は1000系とほぼ共通である。
混雑緩和の手段の一つとして白鉄初の両開き扉が採用された。
2700系
-準備中-
2050系
-準備中-
3000系
4両編成
6両編成
1000系にはじまる第一世代新性能車の完成版ともいえる名車。
多数生産され往年の主力車両として全線に渡って活躍した。
特に加賀谷線、東西線、古瀬線(現 古手坂上空港線)では
通勤車のうちほぼ全てがこの車両という時代もあった。
編成組み替えと機器更新を経て活躍中の車両は3080系である。
4000系
-準備中-
5000系
北登線乗り入れ用車両として白鉄が製造した3扉車体に離反式固定クロスシートの直行快速用車両。
現役のVVVF車群も含め白鉄・北登のさまざまな直行快速用車と併結が可能であった。
北登線乗り入れ条件の一つであった高運転台構造が求められたことに起因する
左右非対称のフロントマスクが印象的であった。
5050系
5000系のマイナーチェンジ車。
一般車両としては白鉄初の新製冷房車。
抵抗制御車の宿命である加速時の連続的微衝動を改善するために
超多段式抵抗制御(バーニア制御)が採用された。
台車も5000系のものとは異なっていた。
5090系
快適性追求のため5050系の足回りに
2扉ボックスシートの車体を組み合わせて全2編成が製造された。
主に団体用として5000系・5050系とともに北登線に乗り入れ史野路を目指したが
汎用性の低さから5000系グループの中では最も先に廃車となった。
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